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介護の現実

家族の介護

テレビで色々と紹介されている介護の現実

自分もそれなりに大変だな、とは理解していたつもりだった

自分にも高齢の母親がおり、いつかは介護が必要になるのかな

その程度の懸念はしていた. つもりだった。




今年になって、それは突然やってきた。

いつからというのははっきりとは解らない

記憶しているのは、5月に退院してから

入院中はベッドに寝たきりではあったものの、

面会に行けば、直ぐに話も出来て家の心配もしていたりと

特になんの問題もなかった。

しかし、退院してから、そう確かに退院してからの5月連休当たりから
その兆候は出ていたような気もする。

入院中は同部屋の人たちと、あれこれと話し相手もいて、

リハビリに言っているときも、指導の先生達が丁寧な対応で

笑い声も聞こえていた。


しかし、無事退院してから自宅に戻って、

毎日テレビを見ながら、話し相手がいない
朝から晩まで

自分も仕事があるので部屋にこもっている状態だから、

そう頻繁には母親の相手は出来なかった。

そのころあたりからか、日常の会話がなにか、そうなにか
ちぐはぐになることが増えてきたような気はしていた。

そんなときに、ケアマネージャーさんから

デイサービスやショートステイの話しを頂いた

日常、自分でトイレに行こうとしては老化で転倒し、
あちこちにうち見、ねんざ、時として怪我をしての出血

「情けない」と言っては泣き出すようにもなっていた。

ショートステイをお願いすることにした。

特別養護老人ホームへ、2週間前後の短期滞在というもの

最初の数回は非常によかった。

面会に行っても、食事からトイレ、神パンツの世話から入浴など、

至れり尽くせりの対応で、本人も喜んでいて、

症状も改善されてきた。 ように、その時は思えた。

しかし、滞在を終えて帰宅してからは、やはり急に話し相手がいなくなる

寝ている最中にショートステイの夢を見るのか、
「○○さんはどこに行った?」とか
「△△さんを読んできて」とか、
無理な注文が出始めるようになり始めた

よく言い聞かせて、なんとか寝かせて
それでも、目が覚めるとまた、同じことの繰り返し

新しいショートステイで数日滞在後は、
帰宅してからも2〜3日は良好

でも、直ぐにおかしな発言が出始める

トイレに行く途中に転ぶ
怪我をする
大声で叫び出すようになる

死んだ父親の名前を呼び続けるようにもなり始める

慌てて降りて、介護ベッドまで何とか連れて行く

署劇だったのは、このころから、

「あんた誰? 息子を呼んで」

自分には息子がいることは覚えている
名前も覚えている
目の前にいる
目の前にいる息子が誰なのか解らない


遂にこの日が来たか
正直、力が抜けるような感じがした。

その内に、自分でトイレに行こうとしてもベッドから降りることさえ出来なくなる

昔はじっとしていることが嫌いな人間だった
それが、トイレにも行けない自分が悔しかったんだろう

大声で泣き出すようになってきた

当然紙パンツの中は糞尿だらけ

ベッドの上も山盛りになっている
そして、足下にも山

時には、床で転がっている野を見つけ、
慌てて起こそうとしたら、背中も糞尿でべったり

このころからか、床の糞尿を掃除することが頻繁になってきた
時間帯は関係ない
朝から晩まで、深夜早朝、24時間の間に数回にわたって掃除することが
当たり前になってきた。

8月9月は、ショートステイの予約が取れない状況となって、
自宅介護が続くようになった。

この2ヶ月で、このままの生活が続くと、これから先、自分はどうなってしまうんだろう
そんな不安さえ抱くようになってきた。

親切なケアマネージャーさんであったことから、
ときおり、予定外でも様子を見に来て頂けたり、下の世話を助けてもらったりと
感謝しきれないほどの対応で、正直救われたような気がする。

しかし、後半は、雨戸を開ける暇もなく、
今が朝の8時か、夜の8時かも解らなくなってしまうような生活が続き
ご飯が炊けたと思って炊飯器を開けてみると、
炊きたてのご飯の上に汚れた紙パンツが乗っていたりとか、

もう、これまでかも・・・とさえ思うようになった。


介護に疲れて自殺する人の話をにゅーすなんかでときおり見かけたときのことを思い出し、
これか、、とさえ考えるようになったのも、確かこの頃だったと思う。

テレビで見るような綺麗な介護は、現実はほんの少しのことで
それは大変だったと、いま思い出しても、、

過ちを犯さないで良かったと痛感している。

家の中は糞尿だらけ
匂いも慣れることはない、それは酷い状況だった

今は、まだ匂いは残っている
けれど、それは、母親がこの部屋にいたことの証かと思うこともある。

5月あたりから仕事はほとんど出来る状況ではなかった。

しかし、特別養護老人ホームへ入所し、
介護から手が離れて、

なにか、ぽっかりと心に穴が開いたような感じもする。

母親は、いまホームで元気に暮らしている
ホームで友達も出来て、あれこれと好きな再訪やパッチワークを楽しんでいる

元気で生きていてくれていることが一番の宝かも
自分のことを忘れてしまっても、母親であることには違いない

元気で生きてくれている、それで十分かもしれない。



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